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Home龍脊梯田

龍脊は高原のような場所でした
風は涼しく、山から田に流れ込む幾筋もの水の音と、仕事をする男たちの掛け声がひびき
夜にはたくさんの星が出て、無数の蛍が飛び交っていました

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 龍脊梯田は、桂林の北東約100キロに位置する龍勝各族自治県にある棚田で、650年以上の歴史があるものだそうです。
龍脊へは一度は行っておかなければと思っていましたが、桂林からバスで4時間も山道を行くことを思うとちょっと億劫でした。
それにそこがどんな所なのか確かな情報がほとんどなく、田舎は治安が悪いとガイドブックには書いてあるし、それらも決心を鈍らせる原因になっていました。
ちょうどそんな時、陽朔で知り合ったバックパッカーから誘われ、やっと行く決心が付いたのです。他に興坪の林さんと中国人が一人加わりました。

時期は8月の上旬、陽朔は毎日うだるような暑さでした。この暑い時期に田んぼなんぞ見に行ったら、きっと暑くて大変だろうと覚悟していました。

アクセス

桂林のバスターミナル(市街図H)から、龍勝(Longsheng)行きのバスに乗り、和平(Heping写真@)という場所で降りるか、龍勝まで行き、
『双河口』行きのバスに乗り、黄落(Huanluo)で降ります。
また、和平又は龍勝で『平安』(Ping'an)行きに乗った場合、バスで入場料を払うゲートまで上って行けるそうです。

写真@写真拡大(640x358 40KB)


黄落で降りたら、左に見える橋を渡ってひたすら登り、やがて風景区の入り口があるのでそこで入場料(50元)を払う。

宿泊

あまり知られていないようですが、龍脊梯田には宿泊する場所がたくさんあります。

写真A写真拡大(640x386 51KB)

ここは、入場券にスタンプを押した入り口からまた少し登った辺りにある平安村という集落です。(写真A)この写真だけでも旅社や招待所が何軒か写っています。
私たちは麗晴招待所というところに泊まりました。
1ベット20元で、共同ですがお湯のシャワーも使えます。4人だったので、二人ずつ2部屋に分かれました。
山小屋といった感じでしょうか、木造で少数民族の独特の建物は歩くとミシミシいいました。窓からの景色はとてもよく、高原の涼しい風が入ってきました。
私たちの他にも外国人が何組か泊まっていました。

散策してみましょう (写真をクリックすると大きな画像がご覧になれます)

見晴台のような場所がいくつかあり、そのそれぞれから棚田を見渡すことができました。

棚田には山のいたるところから、きれいな水が絶えず流れ込んでいました。
その無数のせせらぎの音がなんとも心地よい。

夕方、材木運びの男たちが歌のような掛け声を雄大な棚田に響かせているのを聞いていると、今中国にいるんだなあ、ということを久々に実感することができました。

貴州の方にも棚田はたくさんありましたが、これほど細かく段になっているところはあるのでしょうか。
パンフレットによると、 龍脊梯田は「元」の時代に造り始めてに完成したのは「清」の時代だそうです。

夜になると気温はかなり下がり、寒い位でした。冬には雪が降るというのも納得できました。
ここまで来ればスモッグは無く、空にはたくさん星が出ていました。
窓から外を見ると、暗闇の中、無数の蛍が飛び交っているのが見えました。山から田に流れ込んでいた豊富な水はとてもきれいな水なのでしょう。


龍脊村の家
ご注意!中国の旅行事情は絶えず変化します。ご旅行の際には必ず現地で最新の情報をお確かめ下さい
      また治安には十分ご注意を。できれば複数人での行動をお勧めします。

Last Updated : March 25, 2004

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